とりあえず、ごはん。

好きなものはカメラと旅行とほかほかごはん

元女子校生が語る、女子校のジャニーズ事情

 

 

 

 

 

 

「ジャニオタ」文化というものが、私の青春時代には強く根付いていました。

 

 

とはいっても、決して私は「ジャニオタ」ではなくて「友達がジャニオタで、ジャニーズアイドルの曲ならばある程度わかる奴」というポジションでした。

ちなみに私は、歌舞伎俳優の市川猿之助さんが大好きです、結婚したいなとおもっているくらいです。

 

 

 

 

なぜ、友達に「ジャニオタ」が多かったのか。

 

私は小中高、女子校に通っていたために周りに女の子しかいなかったというのがその原因だと思います。

 

 

同世代の男の子の存在はないに等しく、同世代の男の子はどんな感じか、どのくらいのサイズで(笑)何を考え、どんなリアクションを見せるのか、その判断基準としてされるのは専らテレビでした。

 

 

さらに、日常生活に男の子がいない、ということは恋愛もほぼない(もちろん、彼氏がいる子もいたけれどほとんどいなかったです)わけで、私たちは漫画やテレビドラマによりその足りない「恋愛」を補っていました。

 

 

 

私たちが小学生になり、すこし大人っぽい子たちから見だした「ドラマ」。

 

木更津キャッツアイ

ごくせん

砂の器(松本清張は母が好きでした)

プライド

がんばって行きまっしょい

1リットルの涙

ブザー☆ビート

花より男子

野ブタをプロデュース

アテンションプリーズ

クロサギ

サプリ

マイボスマイヒーロー

拝啓、父上様

 

 

これでも一部ですが、ジャニーズの方の出ているドラマは沢山。

 

 

 

 

また、私の記憶がはっきりしているジャニーズグループのデビューは、2003年のNEWS、2004年の関ジャニ、2006年のKAT-TUN、これらはすべて私が小学生のときの出来事です。

 

また、中学に入学してすぐ、Hey! Say! JUMPがデビューしました。

 

 

 

今やテレビをつければ、毎日誰かが出演しているジャニーズの成長とともに、ちょうど青春してきたと言っても過言ではない私たちの世代。

 

 

 

女子校はジャニーズ沼にハマりやすい

 

男の子の目を気にすることなく、どれだけでもどっぷりハマっていけました。

 

そりゃね、嵐やNEWS、関ジャニ、その他もろもろの人たちの方が、実際に知り合う極わずかな男の子よりもカッコイイに決まっているもの。笑仕方が無いです。笑

 

 

ドラマを見れば「○○はかっこいい!」

雑誌の切り抜きを眺めてはため息を漏らす。

テレビ出演の次の日には、「昨日の○○見た?見た?」

口を開けば「○○さえいればいい!」

 

定期入れには、ジャニショ(ジャニーズショップ)で買った写真。

球技大会の内輪は、コンサートの内輪。

よくはわからない担当カラーの品物の数々(笑)

お昼の時間に自分のお気に入りグループのコンサートDVDを流す。

極めつけは担当の誕生日は周りを巻き込んでメンバーカラーバースデーパーティ

 

 

↑私が思う、ジャニオタの子達のあるあるです(笑)

 

 

大してジャニーズに興味が無いにしても、周りにあれだけのジャニーズ好きが集まれば誰がかっこいいかくらいは思うと思います。

 

私は関ジャニの安田くん、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧くんが中学時代お気に入りで、友達とコンサートも行ったし、バレーボールも行きました。笑

ちなみに野ブタ。が流行ったころは断然、亀梨君が大好きでした(笑)

 

そこまで行っといてジャニオタじゃないのか?という疑問もあるかもしれませんか私はただ「かっこいいなぁ」と思っていただけで、それ位所でも以下でもないので違うと思っています。

 

 

実際の生活に男の子がいない分、リアルさが増したのかいつからか「かっこいい」だけじゃなくなってきます。

 

 

わたしはこれが始まってしまったら真の「ジャニオタ」だなと感じます。

 

かっこいいだけじゃ当たり前の感情、それ以上となるとオタク。

私の認識はこのようなものでした。

 

 

高校生になってもなおジャニーズが好き=真の「ジャニオタ」

 

中学を卒業し、高校生にもなれば「かっこいい」と騒いでいたにわか「ジャニオタ」たちは現実を知り始めます。

 

 

ただかっこいい人というだけじゃないか。

このままCDを買い続けても特に自分の人生にプラスにはならないのではないか。

コンサート、CD、ライブDVD…こんなに投資するお金はないのではないか。

 

と。

 

いくらお金をかけても、○○くんには近づけないと分かれば、少しずつ投資をやめていきます。

またどこかで、「ジャニーズ好きの女の子はウケが悪い」という情報を仕入れ、好きな芸能人は?ときかれれば自分の気持ちに嘘をつきだす子が出てきます。(笑)

 

 

 「いつまでジャニーズなんて好きでいるの?」などと今まで自分がジャニーズが好きであったことをなかったことにするような発言をします。

 

 

 

それでも周りに流されず、ただただ自分の「担当」を愛し、投資をしつづける、高校生ジャニオタが私の言う真のジャニオタです。

 

 

私の仲いい子のなかに「真のジャニオタ」はHey!Say!JUMPの山田くんが好きな子と、関ジャニ∞の丸山君が好きな子が居ました。

 

 

私は高校時代、友達と呼べる男の子が5人もいなかったし、ジャニーズ沼も中学生で抜けてしまったためか、男の子の「カッコイイ」基準が分からなくなっていました。

 

「山田♡山田♡」と言い続ける友人に、「山田レベルなら電車にもいくらでもいそうじゃない?」とよく話していました。

 

見る目がないって怖い(笑)共学に行った今ならわかりますが、やっぱりジャニーズはジャニーズ、顔が整っています。電車にいくらでもいる顔ではありませんでした(笑)

 

それでも山田担の友人は強かったです。

「電車に山田がいたらとりあえず匂いをかぐ。」とまぁ私は軽く殴りながら言い放っていました。

 

「山田顔丸くない?」と言えば「山田は白豚くらいが可愛いの♡多少ブスなのがいいの♡」と。

「山田小さくない?」と言えば「小さくてもセンターだよ?すごくない?」と。

 

どんな悪口を言っても必ず言い返してくる山田担。すごい。彼女は確かに山田中心に世界が回っていたし、山田君が多少太っても、不細工になっても、けなしながらもすべてを受け入れていました。

 

ちなみに20代になった今も山田愛は健在で試しにLINEしてみたら「最近JUMPが活躍しすぎて困る。仕事の少ない山田達が好きだったのに。てか山田のハガレンは少し違和感。」とここでは書ききれない愛を送ってくれました。

さらに彼女がすごいのは(別れたけれど)2年近く付き合っていた彼氏には1回も「ジャニオタ」であるのはばれなかったということです。

 







丸山くん大好き、オレンジ大好き、丸山くんと結婚したいというもう一人の彼女は下ネタ大好き下品大好き合コン大好きな子です。


大学になって明らかに痩せて可愛くなったし、もともと話は面白い奴だし、下ネタは女子校内にしてくれよと思いつつ、「これは絶対彼氏できただろ?!」っと思っていましたが久しぶりにに再会した彼女、「世間に丸ちゃんはいない」「丸山ほどのイケメンはどこ?」「なんで世の中の男の子って面白くてかっこいい人いないの?」と虚ろな目で訴えかけてきました。


私から言わせてもらえば丸山くんはあの丸山くんオンリーだしそもそも私にはかっこいいかわからないし、面白いのかもイマイチ。

だから「この世に丸山は多いんじゃないか」と彼女に伝えてみました。


そうしたら彼女、「生きる気力でてきた、ありがとう。」と。

 

彼女は強い。

その話のついでに「私23までに異性に出会わなかったら結婚は無理って占い師に言われたから今年にかけてる」と結婚願望をチラ見せしてきました。頑張れ、あと1年切ってしまったけれど。その日は彼女の誕生日でした、おめでとう。

 

 

 










 ここまで女子校出身者のジャニオタについて語ってきました。

これは私が感じただけだし、私の周りにいた子達のみの話です。



私は自分の周りにいるジャニオタども(笑)が大好きです。

TwitterのTLをrtやら自分自身の言葉で荒らすだけでは満足いかず、高3のクラスラインにもTwitterのごとくひとりで発言していく友人が数人います(笑)彼女たちを可愛いと思うし、そりゃうるさいからもちろんグループラインの通知はOFFにしていますがそれでも少し落ち込んだ時に見るとケラケラ笑えるので愛しています照



あーTwitter覗こう、きっと今も騒いでいるよ奴らは笑